こんにちは、クリエです
株、FX、日経平均225先物、オプションなど取引している方は一度はポジポジ病を経験されていると思います
私自身も今現在はポジポジ病にはなってはいないとは思いますがいつ再発してもおかしくはないと思っています
まずは自覚が必要になります。下記の6項目でいくつ当てはまっているか検証してみてください
①ポジションが無いとつまらないと感じる(期待値の無いエントリーや自分のルールに逸脱した取引をしている)
②エントリーチャンスまで待てない(エントリーを常にしたい、ルールがそもそも無いもしくは緩い)
③負けるとすぐに取り返そうとする(ルール外のエントリー、短期的に見てしまう)
④少ない金額で大きく稼ごうとする(必然的に高いレバレッジになる)
⑤ちょっとだけ取ろうとして事故に遭う(参加したいので大きな動きの時に普段やらないスキャルピングをして最悪なポジションを持ってしまう)
⑥ドキドキしたりハラハラしている(メンタルが安定していない、ロットが多すぎる)
私の場合は過去に6個全て当てはまってた時期もありましたが、今は⑥だけ当てはまっているかと思います
2個以上当てはまっている方はポジポジ病にかかっています、重症です。収支に影響していますので早めに改善していきましょう
ポジポジ病とは
ポジポジ病とは無駄なポジションを持ちすぎることです
ポジポジ病の「ポジ」とはポジションのことを指します
「常にトレードがしたい」「常に利益を取りたい」があまりに、無駄なポジションを持ち過ぎてしまうことを言います
ポジポジ病は特に初心者にありがちですが、何年も取引しているベテランの方でも急に発症する場合があります
利益が出ている時には発症しませんが、特に損失が出てしまった時に発症しやすいです
すぐに損失を埋めたい気持ちになり、自分のルールを逸脱したポジションを持ってしまうのです。たまたま成功する場合もありますが、いずれ必ず大きなしっぺ返しがきます
不用意なトレードの先に待っているのは、マーケットからの退場になります
特にFX、日経225先物、オプション取引をされている方はポジポジ病に悩まされている方が多いです。一刻も早くポジポジ病から抜け出さなければ、成功はないと考えてください
ポジポジ病の原因
ポジポジ病は重症です。ポジポジ病になる原因は以下の事が考えられます
・トレード中毒:とにかくトレードが楽しくて仕方がないというケースになります。パチンコ等と同じように中毒的な病状が出てしまう事も少なくありません
・稼ぎたい気持ちが強すぎる:稼ぎたい気持ちが強すぎると無駄にポジションを持ってしまい、危険なトレードを繰り返してしまいます。大きく稼ぎたい気持ちは分かります。負けを取り返したい気持ちも分かりますが一度気持ちを整理する事が重要です。特に負けた場合はすぐにポジションを持たずに、損失分を再度入金して気持ちをフラットにしてから取引を再スタートした方が成績は良くなります。
・根拠のない自信:この相場は必ず上昇するはずなどと根拠のない自信を持ってしまうと、ちょっとしたシグナルにも過敏に反応してしまい、トレードの回数が多くなりがちです。過去においしい思いをしたりするとこの様な状況に陥る事が多いです。
・慎重さが足りない:せっかちなタイプの方は慎重さが足りずにポジポジ病になっている方が多いです。チャートを見ていて売買のシグナルが出ると、十分な分析もせずにチャンスだと思い込んでエントリーをしてしまいます。十分に分析をしていればテクニカル指標の簡単なだましだと見抜けたはずなのに、動き続けるローソク足と板に焦りを感じてしまいエントリーをするというケースは少なくありません
ポジポジ病がなぜ危険なのか?
・退場する可能性が高まる(期待値の無いエントリーを繰り返す)
・時間効率が悪い(常に気になって仕方ない)
・生活に支障が出る(エントリーポイントがないか常にチェックしたり、チャート依存になってしまう)
・損大利小になる(エントリー数が多く勝率は高いが、簡単にナンピンもするのでドカンがでかい)
勝っている人の真似をしよう
トレードで勝つには下記4点が重要です。負けている人は逆の事をやっています
・出番が無ければ待つ
・長い目で考え、短期的な収支を気にしない
・メンタルがぶれない様に資金管理ルール、環境を整える
・ルールに該当した時のみエントリーする
私は日経平均225先物がメインですので先物をやっている方にしか伝わらないかもしれませんが、私のエントリーポイントは・・・
①日足と240分足を見て上げ方向なのか下げ方向で動くかをまずは確認する。(図は15分足になりますが上げ方向で判断しています。もちろん心強いAIにも判定してもらってます)
②マイルールの一つになりますが15分足が連続で陽線ができて次の足が陰線がほぼ確定したらエントリーをする(オレンジ枠になります、15分足が完成する1分前14分頃からエントリーポイントを決める。陽線2つの出来高や幅によってはエントリーしない場合もあります)
③利益確定はBOX相場、高値更新、安値更新時で異なりますが長期又はスイングで持つ場合はフィボナッチ計算とAIに数値を出してもらいます。短期の場合は陰線が2本出た時点又は見せ板(見せ玉)で判断しています。見せ板で判断なんかできる訳が無いなど感じる方は多いかもしれません。私自身は個別株の見せ板はさっぱり分かりませんが、日経225先物の場合は時間帯(出来高が多い又は少ない時間帯にもよる)にもよりますが成行で売買をぶつけてきているのか、又は個人を騙そうとして誘ってきているのか位は見えていると思います(FXで凄く稼がれている方や1983年東証機械化前の場立ち(手振り・手サイン)銀行窓口などで取引していた時代の方などは気配値の動き、枚数の出し入れ光方で分かる方もいるんだとか・・・)
*スキャルピングをやっている方や225先物ベテランの方でしたらオレンジ枠の陰線足が確定する直前にエントリーするのはヌルイと見られると思います。紫色矢印の場所で前足より高値更新した段階でエントリーする方が多いかもしれません。私の場合紫矢印の所でエントリーすると高値で飛びついてしまう傾向とエントリーが増えハラハラしてしまうので今はエントリーしておりません
*板の見方は人それぞれ違います。出来高が多い時間帯少ない時間帯によっても見方が変わりますし、日経平均225先物で出来高が少ない時間帯だと機関投資家が見せ板で遊んでいる場合もありますw個人投資家が見せ板を行うことは禁止されていますが、機関投資家の利用は許されている場合があります。私の場合は時間帯にもよりますが綺麗に枚数が並んでて尚且つ現値での枚数が少ない方が強い力が働いていると判断しています
*負けている人と同じことをしないというのが重要です。ブログで常に相場で勝っている方を探したり、億トレーダーの取引をYouTubeライブなどを見て勉強しましょう。常に観察眼を持つ事が大事です。勝てる人といつも負けてる人の共通点は同じです。大事な事は「負けている人の共通点を見つけ同じ事をやらない」この1点だけ注意すればよいのです。勝ってる人のエントリーポイントは成行で入る方は少ないです、飛び乗ってエントリーする事はまずありません
まとめ:お金の勉強初級編(31)ポジポジ病の原因を探ろう
ポジポジ病はギャンブル依存症に近い病気とも言われています。その為、本人の意思があれば治す事は可能です
自分のポジポジ病の原因がどこにあるのか分析し課題意識を持ってトレードに挑んでいきましょう
次回はポジポジ病の対処方法をお伝え致します
(お金の勉強初級編まとめ)
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お金の勉強初級編(2)自由な生活を手に入れるためにはどうしたらよいのか
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