こんにちは、クリエです
ダウの犬投資法とは12月31日時点の株価で、NYダウ工業株30銘柄の配当利回りを算出し、配当利回りが上位10銘柄でポートフォリオを組んで年初に10銘柄をそれぞれ同金額で一括購入することです
NYダウを構成する優良な高配当利回り銘柄だけでポートフォリオを組む投資方法になります
投資文化が根付く米国で生まれた長期投資に最適な「ダウの犬」投資法のやり方と、日本株への応用の仕方をお伝えいたします
「ダウの犬」のやり方は簡単です
ダウの犬投資法に則ってポートフォリオを組んでいきます。手順を覚えてしまえば、ファンダメンタル分析やテクニカル分析も必要なく一喜一憂することもないので、株式投資初心者でも比較的簡単に実践できます
今回は10銘柄を選ぶ基本戦略を紹介しましたが、他にも5銘柄のパターンや1銘柄のパターンもあります。手持ちの資金に応じて使い分けましょう
step
1NYダウ工業株30銘柄の配当を確認する
12月31日時点の株価で、NYダウ工業株30銘柄の配当利回りを算出し、配当利回りが高い順に並べます。上位10銘柄でポートフォリオを組んで、年初に10銘柄をそれぞれ同じ金額で一括購入する
step
21年後・・・
1年後の12月31日時点の株価を基準にして、再度NYダウ30銘柄を配当利回りが高い順に並べて、上位10銘柄とステップ1で選択した10銘柄を比較する。年初に上位10銘柄から外れた銘柄を売却し、新たに加わった銘柄を購入する
step
3年末年始に毎年配当利回りを確認する
以降毎年ステップ2を行い、ポートフォリオのリバランスを行う
「ダウの犬」法のメリット
・専門知識がなくても投資判断ができます。投資方法がシンプルですので株に対しての専門知識は必要なくできます
・ポートフォリオを組んだら放置しとけば良いので誰にでもできます。1年に1度リバランスさえすれば良いのです
・ポートフォリオは全てNYダウ工業株銘柄ですので、長年にわたって成長が持続していくと思います
「ダウの犬」法のデメリット
・NYダウの値上がり率の方が、ダウの犬30銘柄より値上がりすることがあるかもしれません
・大型優良銘柄ですので投資金額が大きくなりやすい
・高配当利回りであっても、個別銘柄で経営基盤が揺らぐ位の財政悪化が続けばパフォーマンスが低迷することがある
「ダウの犬」法を応用して利用してみる
ダウの犬投資法をもし日本株で応用するなら「TOPIX Core 30」が良いと思います
「TOPIX Core 30」の構成銘柄基準は東証1部上場全銘柄のうち、時価総額と流動性が特に高い30銘柄で選ばれています。業績好調な大型株で構成するNYダウ工業株30銘柄と似ています
TOPIX Core 30は市場の実勢をより適切に反映させるために、毎年10月に構成銘柄の見直しが行われます。米国株が高値更新していて利回り率も悪くなっている中で日本株はまだ出遅れている印象があり、利回りがまだ高い銘柄もあります
日本と米国高配当銘柄比率を4:6の割合で購入したり、チャートが見れる方は購入時期を変えたり、銘柄選定を本年が4年に1度周期で上がりやすいといわれる東証マザーズCore指数銘柄に投資するなど応用することで多様なポートフォリオが組めます
まとめ:お金の勉強初級編(28)新年からスタートできる「ダウの犬」投資法とは?
・ダウ投資法は基本高配当銘柄順に購入していけば良いので専門的な知識がなくても簡単にはじめられます
・1年に1度ポートフォリオを組み直すだけですので楽です
・ダウの犬投資法はお手軽で確実性が高い長期投資戦略の一つです。堅実なリターンをもたらしてくれます
ポイント生活お得情報でした
(お金の勉強初級編まとめ)
お金の勉強初級編(1)豊かな生活を送ることに送ることに必要なことは5つの力を知ることです
お金の勉強初級編(2)自由な生活を手に入れるためにはどうしたらよいのか
お金の勉強初級編(13)投資信託で勝つ上で絶対に買ってはいけない金融商品
お金の勉強初級編(14)所得税・住民税支払っている方は必ずふるさと納税をしてください
お金の勉強初級編(16)S&P500連動投資信託がなぜおすすめなのか
お金の勉強初級編(18)副収入の柱になる事業所得の基礎をつくろう
お金の勉強初級編(19)株主優待をお得にもらおう!?タダ取りとは
お金の勉強初級編(23)もし100面円あったら?投資信託複利運用とリスクの考え方
お金の勉強初級編(24)年末ジャンボ宝くじは購入しましたか?守る編
お金の勉強初級編(26)1年で確実に100万円貯めるには1日いくら貯めたらいいの?
お金の勉強初級編(27)まずは配当金月1万円、年間12万円を目指しましょう